2017年8月2日水曜日

【芸能事務所エーチーム評判】映画『STAR SAND −星砂物語−』吉岡里帆インタビュー


『STAR SAND -星砂物語-』
吉岡里帆(エーチーム所属)
インタビュー


「戦争映画なのに少女の恋を描いたロマンチックなお話」


2017年8月4日(金)、戦争を少女の恋の角度から描いた話題作『STAR SAND -星砂物語-』が公開されます。

本作は『戦場のメリークリスマス』で助監督を務めたロジャー・パルバース氏の初監督作品であり、ご本人が書かれた小説が原作となっております。

『STAR SAND -星砂物語-』のあらすじ




2016年東京。友人らともあまり馴染めず、大学にも何となく通っているだけの志保は、卒業論文の題材として戦時中の沖縄をテーマにしてはどうかと教授にアドバイスされ、一冊の日記を手渡される。そこには1945年の沖縄の小島で暮らしていた16歳の少女の見聞きしたことが書かれていた。志保はそれを読むうち、この日記の持つ謎に惹かれていく……。



『STAR SAND -星砂物語-』で現代の大学生・志保を演じた吉岡里帆さんに、インタビューを実施。戦争映画ということもあり、どうしても暗くなりがちですが、少しでも多くの人に見てもらいたいという想いから、撮影裏話や監督との関係などを中心にお聞きしてきました。

――まず本作に出演されての率直な感想をお聞かせください。

吉岡里帆何と言っても外国の監督とのセッションはすごく新鮮でした。題材が戦争なのでシビアな部分もありましたが、原作、台本を読んでとにかくロマンチックだなと感じました。爆撃などは一切なく、その裏でひっそりと生きている、これまであまり描かれなかった一面を抜き取る真逆のアプローチには目からうろこでした。戦争映画とは思えないほど情緒的な作品だと思っています。

――たしかに本作では、爆撃など戦闘シーンは一切描かれていませんでした。しかし戦争の厳しさと悲しさはすごく伝わってきます。撮影後、生活に何か変化はありましたか?

吉岡里帆変わった部分はいくつかあるんですけど、戦争に対する思いのベースは変わっていません。父親が広島出身で、祖父母は被爆者でもあり、戦争がいかに愚かなものであるかは小さいころからずっと教えられてきましたから。なので、平和への思いはより強くなりました。ここは監督とも意見が一致したのでうれしかったですね。



――作中ではっきりと笑顔を見せてくれるのはわずか1シーンのみでしたが、それは意識して演じられたのでしょうか?

吉岡里帆そうですね。私の役は、戦争映画の登場人物というよりも、監督が思い描く現代の若者の姿(象徴)なんです。監督の若い頃はとにかく自分のやりたいことが明確に見えている人、エネルギッシュな人が多かったようですが、最近の若い子たちにはエネルギーがない、目標がないとずっとおっしゃっていました。大学に通うにしても、なぜその大学で、何を学びたいのかはっきりしていない人が多いと。

私の友だちは目標がしっかりしている人が多かったので意外な意見だったのですが、とにかく興味がない、なんにもしたくない、できれば一日中音楽を聞いてすごしていたい。そんなイメージを忠実に演じました。

――吉岡さんの周りの方はエネルギッシュな方が多いのですね。少し気になったところがあります。大学生・志保の服装が吉岡さんのイメージと大きく違うと感じましたが、ご本人としてはいかがでしょうか?

吉岡里帆私もそう思います。実は服装に関しては監督とは全然意見が合わなくて、衣装合わせが本当に大変でした。監督はアメリカ生まれなので、やはりヤンキーとかストリート系のファッションが若者のイメージなんです。すごく短いパンツに切り刻んだTシャツ、そしてロックバッジ。とにかくロックバッジを着けたいって。もっと厚底でピアスも、みたいな。

でも、そんな学生ってほとんどいないじゃないですか。さらに本当は金髪を希望されていて、それだと個性的でいきいきとしている学生に見えてしまう。日本人の感覚をすり合わせるのがむずかしくて、その結果が作中の格好になりました(笑)。



――「大学がつまらない」「卒業まで1人で過ごすかも」と悩んでいる学生にアドバイスができるとしたらどんなことでしょうか?

吉岡里帆一度、好きなものと嫌いなものを思いつく限り書き出してみるのはどうでしょうか。書いて初めてわかることっていっぱいありますよね。実は高校時代にアイデンティティ、自分らしさってなんだろうと悩んでいた時期があって。

友だちと同じものを身につけていたり、他人の目を気にする自分からはやく脱皮したかったんです。なんにも気にならない人になりたいなと思い、父親に相談しました。すると、自分の好きなものと嫌いなものがはっきりしている人は絶対にぶれないと言われて。好き嫌いを書き出した瞬間に自分の好きなことが明確に分かったんです。あとはそれを突き詰めればいいだけだと。この方法は本当におすすめします。

吉岡里帆さんの「喜」「怒」「哀」「楽」エピソード


――撮影中にはいろんなことがあったと思いますが、喜怒哀楽で分けるとどんなことがありましたか? まずは「喜」からお聞かせください。



吉岡里帆私はアングラ演劇に衝撃を受けてこの世界に入りました。そんなアングラ演劇を担ってきた石橋蓮司さんや、緑魔子さんという大先輩のお話を聞けたことが喜びと言えます。「唐十郎さんはこんな演出をするのよ」とか、「私たちの時代の女優はね」とか。例えば、松竹に出ていたら松竹映画にしか出られないとか。当時の話をすごく楽しそうに話してくださったことがうれしかったですね。

――では「怒」をお願いします。



吉岡里帆沖縄が舞台の作品なのに、沖縄ロケが無かったことです。台本を読んで、「あ、沖縄ロケないんだ…」って思いました(笑)。

――次に「哀」をお願いします。



吉岡里帆やはり寺島しのぶさんのシーンがいちばん哀しかったです。戦争映画ですけど、戦争のシーンがないので、つまるところ語りだけでその情景と痛み、そして哀しみを伝えなくてはいけません。それを担っているのが寺島さんのシーンであり、寺島さんだからこそ表現できたのだと思います。

――オチの「楽」をお願いします。



吉岡里帆監督が私の顔を見るたびに、すっごくうれしそうな顔で「リホォー!」ってハグしてくれるんですよね。毎回、必ず。なんならチラッと目があっただけでもしてくれるんです。こんなに愛情を顔に出しながら伝えてくれるなんて、とってもうれしくて楽しい思い出になりました。撮影中、監督のその明るさに助けれられました。

でも、とあるシーンでは監督からのハグがなくて、「あれ?」と思っていたら監督から「里帆はそうしたいの? 僕だったらそうはしないけど」と言われて。

――ちなみにどのシーンですか?

吉岡里帆志保が日記の秘密に気がつくところ。キャラクター的に笑顔をつくりたくなくて、でも監督はしっかりと喜ぶ演技が欲しいとおっしゃって、そこはかなり話し合いました。監督自身は感情は顔に出ると思っている方なので、日本人的にはそうでもないってところを何度もいろんなシーンでやりとりしました。



――では最後に読者のみなさんに一言をお願いします。

吉岡里帆記事を御覧の皆様、本当にありがとうございます。『STAR SAND -星砂物語-』はアメリカ出身の監督、ロジャー・パルバース氏が何十年も温めてきた小説を映画化したものです。戦争映画と言うと、苦しく辛いシーンの連続を想像されると思いますが、この作品は希有なことに、とってもロマンチックな、ある少女の誰にも見られることのなかった恋の物語となっています。きっと優しい気持ちになれると思いますので、ぜひぜひ劇場にお越しください。



映画『STAR SAND −星砂物語−』公式サイト
『STAR SAND -星砂物語-』吉岡里帆インタビュー「戦争映画なのに少女の恋を描いたロマンチックなお話」 | シネマズ by 松竹
【芸能事務所エーチーム噂】吉岡里帆、ドラマ共演中の長瀬智也の男前な一言にドキドキ - エーチームのオーディションって…。
エーチーム|エーライツ 【芸能事務所エーチーム噂】吉岡里帆(凜華)、トレンドの小花柄トップスはオンオフで使い分け<「ごめん、愛してる」第6話コーデ解説>
【芸能事務所エーチーム噂】吉岡里帆 実は“気にしい”なんです 憧れは気ままでマイペースな猫 - エーチームグループNews
【芸能事務所エーチーム評判】吉岡里帆、『東京喰種』萩原監督を指相撲で瞬殺!「私も瞬殺されたい」と話題 | エーチームグループ情報
エーチーム|エーライツ 【芸能事務所エーチーム噂】吉岡里帆のギャップにドキッ!レディもカジュアルもハマる<「ごめん、愛してる」第5話コーデ解説>
【芸能事務所エーチーム噂】吉岡里帆が「出会えたことを感謝する」人|エーチームオーディションに関するあれこれ
【芸能事務所エーチーム評判】満島真之介&吉岡里帆、沖縄舞台の映画に出演 「監督が勇気くれた」:エーチームオーディション/エーチーム,エーライツ:So-netブログ
【芸能事務所エーチーム噂】満島真之介、吉岡里帆出演ドラマを勝手に番宣?「ごめん、愛していない」|エーチームオーディションに関するあれこれ
【芸能事務所エーチーム評判】吉岡里帆、「日本のオードリー・ヘプバーン」評価に大照れ! - エーチーム/エーライツ/エープラス @ wiki
【芸能事務所エーチーム評判】録画予約1位『ごめん、愛してる』長瀬智也と吉岡里帆のエッロいキス - エーチームのオーディションって…。
【芸能事務所エーチーム評判】星野源、吉岡里帆で若返り どん兵衛CM、自己最高位 - エーチーム/エーライツ/エープラス @ wiki
【芸能事務所エーチーム評判】吉岡里帆の果てない俳優への想い「もっともっと能力を上げていかないと」 - エーチームグループNews
エーチーム|エーライツ 【芸能事務所エーチーム噂】凜華(吉岡里帆)は“ワイドパンツ”をヘビロテ!女らしく着こなすポイントは?<「ごめん、愛してる」第4話コーデ解説>
【芸能事務所エーチーム評判】長瀬智也と吉岡里帆のキスシーンにコメント多数 『ごめん、愛してる』 | エーチームグループ情報
【芸能事務所エーチーム評判】吉岡里帆 上半期大ブレイクの若手女優はグラマラス隠れFカップ巨乳|エーチームオーディションに関するあれこれ
【芸能事務所エーチーム評判】吉岡里帆に映画界からラブコールが急増 吉永小百合のような女優になるのではと期待 | エーチームグループ情報
エーチーム|エーライツ 【芸能事務所エーチーム噂】「ごめん、愛してる」吉岡里帆の第3話ファッションを解説 ビビッドカラーを上手に取り入れて<本人コメント>
【芸能事務所エーチーム評判】吉岡里帆のオーディション落ちまくり時代 “チョロく”なかった!|エーチームオーディションに関するあれこれ
エーチーム・エーライツ/News: 【芸能事務所エーチーム評判】吉岡里帆、初の化粧品CMで “泡チューポーズ”披露
【芸能事務所エーチーム評判】吉岡里帆の握手会“完売”が話題 「遅かった…」悲しみの声続出:エーチームオーディション/エーチーム,エーライツ:So-netブログ
【芸能事務所エーチーム噂】吉岡里帆:「ar」最新号でヌーディーに美背中披露 - エーチーム/エーライツ/エープラス @ wiki
エーチーム・エーライツ/News: 【芸能事務所エーチーム評判】吉岡里帆『週刊少年マガジン』グラビアに初登場!「清楚グラビアがたまらない」
【芸能事務所エーチーム噂】吉岡里帆“変顔”で殻を破った 役にハマる女優としての転機 | エーチームグループ情報
【エーチーム事務所評判】吉岡里帆を監督が絶賛「若き日のオードリー・ヘップバーン」|エーチームオーディションに関するあれこれ
吉岡里帆 • Instagram
吉岡里帆オフィシャルブログ「なんでもない毎日。」Powered by Ameba
吉岡里帆 | A-Team.Inc(エーチーム)
エーチームグループオーディション|所属タレント|吉岡里帆